プチいたずら 
大月町 周防形 コバエ

 

 11月後半に高知県大月町の周防形にA君とD君がと釣行しました。

 11月、大月町周辺はまだグレには少し早い時期です。朝、クロハエに渡礁しましたがエサトリが多く釣りにならないため、一番沖にあるコバエ(小さい磯)に磯替りしました。

 ここはエサトリも少なくいい感じ。気合を入れなおし釣りを再開しました。

 マキエをしばらく撒いていると、足元のあたりにグレがチラチラ見えています。その直後、A君の竿が曲がりました!が、しかしサンノジ!このときA君の胸中にはある計画がふつふつと燃え上がっていたのです……。

 A君はなぜかサンノジを玉に入れたまま釣りを再開。しばらくするとD君の竿がきれいに曲がりました。

A君「よっし!俺がすくうちゃる!!」

A君は玉を持ってD君の横で魚が浮くのを待っています。やり取りの後魚が浮きます。グレです。A君がすかさず玉を伸ばします。D君は玉に魚が入っているのを確認し、レバーを握る手を緩め安堵の表情です。しかし!浮いた時に確かにグレに見えた魚はサンノジになっていました。

D君「ありゃー!!サンノジや!グレがサンノジになっちゅう!」

D君はおどろきと落胆でがっくりです!その時です!ビヨ〜ンとD君の竿はあさっての方向に曲がって行きます!しかし、今釣ったはずの魚はA君の玉の中!何事が起こったかD君にはまったく理解出来ていません。

D君「ウワヮ!なんじゃ!なんじゃ!どうなっちゅう!!」

A君「あはははは!」

D君「おい!A君!玉の中に魚が入っちゅうぞ!!」D君が叫びます

A君「あははははははは!」

D君は自分が浮かした魚をA君がすくう時、近くにいたサンノジをすくったと思っているようです。(普通そんな事ないやろ〜!変な思考回路)

A君「あははははははは!」涙を流しながら大笑い!

その後、D君は何とか本当に自分が掛けた魚を無事釣り上げました。

A君はそのあと高知市内まで笑い続けていたそうです。